【河北新報】障害者グッズ、善意に頼らず完成度で勝負 仙台の就労施設、開発に奮闘

2018年12月26日 河北新報

 障害者の感性や発想を最大限生かしつつ、「福祉を前面に出さない商品」が仙台市内で増えている。福祉施設で描いた絵や模様を素材に、デザイナーらとの協働で高い完成度の商品に仕上げる。障害者の働きがいと収入増につながるが、売れ筋商品はまだ一部。関係者は「グッズ自体の価値で選んでほしい」と話す。
 市中心部の仙台フォーラスにある雑貨店。おしゃれな小物コーナーの一角に、今年3月から藍色やオレンジ色の手拭いが並ぶ。
 青葉区の就労施設「多夢多夢舎中山工房」に通う知的障害者が、柔らかな丸の模様やアニメに着想を得た独自キャラクターをデザインした。2014年、地元の染め物業者と提携し、商品化。1枚1000~1200円で東京や神戸市など宮城県内外の10店で販売する。

 

続き、記事元はhttps://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181226_13008.html

 

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