【WEDGE Infinity】障がい者ががんばってくれるから、みんなが伸びるんだよ

2019年3月20日

 

吉田典史 (ジャーナリスト・記者・ライター)

 

 今回は、有限会社ハニードライの代表取締役・大塚 祐二さんを取材した。 ハニードライは、主に病院やクリニック、工場、飲食店、ホテルやイベント、美容室や理容室、学校などの教育施設、公的な機関などの業務用のユニフォームや制服及び備品のクリーニングを取り扱う。注文、回収、仕分け、洗濯・乾燥、仕上げ、配送までを引き受ける。

 本社を構える厚木市(神奈川県)を拠点に県内全域、都内などに集配エリアを構築している。工場は厚木市、横須賀市、相模原市に計3つ。

 創業は1988年で、当初から障がい者雇用に熱心に取り組む。現在、従業員数は約180人。うち、正社員は15人で、ほかはパート社員。障がい者は10人で、身体、精神、知的障がい者がいる。知的障がいがもっとも多い。神奈川県から、「かながわ障害者雇用優良企業」に認定される。認定は県内で障がい者雇用に積極的に取り組む中小企業等で、一定の要件を満たした会社に限られる。

 2007年には、社会活動の一環として「NPO法人障碍者支援センター鮎の風」(厚木市)を設立した。現在、理事長を務める。近隣の養護学校、福祉施設などの職場実習の受け入れを行う。小、中、高校の児童・生徒が「仕事や福祉」を学ぶための実習先や、障がい者雇用に関わる企業関係者が情報交換する場として開放している。

続き、記事元はhttp://wedge.ismedia.jp/articles/-/15663

 

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