【岩手日報】重機彩る障害者アート 釜石の企業が企画、中学生投票で決定
2020年12月11日
土木現場に障害者のアートを-。釜石市鵜住居(うのすまい)町の建設会社青紀土木(青木健一社長)はバックホーのラッピング企画を進めている。花巻市の福祉関連の企画会社ヘラルボニー(松田崇弥社長)と連携した初の試みで、中学生の投票でデザインを決定。アートを通じて多様性尊重の意識を深め、震災復興に歩む地域や子どもたちの未来を彩る。
企画の一環で、同市鵜住居町の釜石東中(米慎司校長、生徒107人)で7日、共生社会に関する特別授業が行われ、同社の松田文登(ふみと)副社長(29)が講演。1、2年68人に知的障害のあるアーティストの作品の魅力を発信する多様な事業などを紹介した。
講演後、バックホーを彩るデザインを選ぶアート投票を実施。生徒たちは、花巻市のるんびにい美術館に所属する2人のアーティストによる5種類のデザインから1種類を選んだ。
記事元はhttps://www.iwate-np.co.jp/article/2020/12/11/88902